2010年のチェンマイのソンクラーン報告 [タイ最新生活情報]

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今年のソンクラーン(タイ正月・水かけ祭り)は、火・水・木曜日だったったため、金曜日も祝日とすることが閣議で決まり、6連休の人が多かったようです。テレビのニュースは、例年に比べ、帰省ラッシュやUターンラッシュが分散されたと報じていました。

 また、赤シャツ隊のデモなので治安の悪くなったバンコクを脱出し、一番盛り上がるチェンマイでソンクラーンを楽しんだ観光客も多かったとか。

 バンコクでは、都が主催するイベントは中止になり、バックパッカーの聖地といわれるカオサンロードでの水かけ祭りも自粛するという話でしたが、バンコクっ子はシーロム通りなどの大きい通りに集まり、例年のように盛り上がっていたようです。

 今年は水不足も心配されたものの、ソンクラーンが始まってみればどこもかしこも水だらけ。一番暑い時期に浴びる水はやはり気持ちいいのでしょうね。このイベントがないとタイの夏は越せないようです。

 さて、この毎年恒例のソンクラーンですが、戦争のような水かけ合戦の他にも、お世話になっている年長の人に水をかける「ダム・ホア」という風習が各地で行われています。

「ダム・ホア」のダムは「水をかける・洗う」という意味で、「ホア」は「頭」を指し、もともとは年長の人の頭に水をかけてありがたい言葉をいただくものだったそうです。ただ、それでは行儀がよくないということで、今では手に水をかけたり、水を持参して年長の人に自分で頭にかけてもらったりする場合が多いとのこと。田舎では、線香・花・現金・水入れ・水・タオルという「ダム・フア」のセットを用意して、親戚参りを行うついでに宴会が行われるようですね。。

 この写真は、チェンマイのお堀沿いの様子です。水が切れることのないお堀沿いが、やはり一番の賑わいを見せていました。



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